先月のGROWで4ページの特集をしていただきました。
テーマは40代で輝き続けるにはどうすればいいのか、という内容でした。
美しさを保つノウハウはきっと日本に住んでいる読者の方々の方がもっとよく知っているはず。私は美に対してお金も時間もそんなにかけていませんから。
インタビューの中で私が最も主張したかったことは『どこにいても自分は自分』ということ。フランス、アメリカと人生の半分を海外で過ごし、それぞれの文化や風習から少なからず影響を受け、それと同時に生まれ育った日本の社会性からかけ離れた自分がいる。
それは短所でもあり長所でもあるけど、なるべくそれを長所にしていきたい。社会にとらわれない、社会のモラルはその土地のものであり、地球規模で考えたら今自分たちが縛られていること、悩んでいることはほんの小さなことかもしれない。
インタビューされて紙面に載っている自分と私自身のギャップに戸惑うこともあります。
紙面に出ている自分は自分自身が目指す自分
実在している自分は目標に達せていないコンプレックスのかたまり。
ここ数年自分でやりたいことはあるのにそれができていない
ちっともなりたい自分になれてない
これまで学んできたこと、経験してきたことをうまく仕事に生かしていきたい
そしてそれが社会への、女性への手助けになればこれ以上の喜びはありません。
私は迷った時にふと占いに行きますが、そこでよく言われるのは
『あなたは木です。そこに風がふいて鳥が集まってくるのです』と。
どんなに強い風が吹いても倒れない、迷っている鳥をとめてあげられるような大きな木になりたい。
この夏初めて2ヶ月も日本に滞在しました。子供達も一緒なので会いたい友達に頻繁にあえなくて、仕事のアプローチも進んでいません。私は同時に二つのことをこなせないタイプなので、子供といる時は仕事モードに全くなれないのです。子供達の声を聞きながら原稿なんて書けない。それで子供達に八つ当たりしてしまうことも。でも今はきっと、私の木にとまっている子供達を受け入れてあげて、そして彼女たちの夏休みがおわり、また飛び立った時に自分という木が大きくなっていたらいいな、と自分に言い聞かせながらこのブログを書いています。
昨日の晩は友人宅に行き、とても楽しい夜を過ごしました。10年以上も友達でいる彼女たちは輝いていて、女性としての仕事も謳歌しています。そんな友人を見て羨ましいと思うと同時にエネルギーももらいました。家族がいるから自由じゃない、というのは自分への言い訳。自分の進む方向は自分以外では決められない。『私らしく生きる』ために自分が置かれた立場を受け入れてそこで花を咲かせるのが一番自分らしいのかも。
人のことはクリアに見えても自分自身のことをクリアに見るのが一番難しい。
客観的に自分自身を見てくれる友人たちは最高の宝物
夏休みもあと3週間(長〜い、アメリカの夏休みは約3ヶ月もあるのです)
がんばろっと!