2013年6月6日木曜日

International festival


先週の金曜日に子供達の通う小学校で年に一度のInternational festivalが行なわれました。
アメリカは生粋のアメリカ人が珍しいくらいのインターナショナルな国。子供達のルーツとなる国や両親の国の文化を共有するイベントです。

まずはそれぞれの国の衣装を着て校庭でパレード。うちの子の浴衣はもう小さくなってしまったから残念ながら洋服で参加。みんな浴衣にスニーカーというところがアメリカらしい。


ドイツ、ウクライナ、インド、フランス、イスラエル、などなど本当にたくさんの国の子供達が一つの学校に通っています。そして普段は話題にしない遠い祖国の事をこうして誇りを持って紹介していくというこのイベント,とても素敵でした。


国を挙げてのフードコーナーや、ゲームコーナーも設けられました。この写真は美人なお姉さんがエチオピアのコーヒーを入れてくれているところ。このママ、かなり綺麗でパパ達が嬉しそうに列を作っていました。うちの旦那もその一人。。。


メインイベントはクラスごとにステージで発表するダンス大会。各クラスが異なる国のダンスを選び、練習を重ねて親の前で踊るのです。車いすの彼女も一生懸命タンゴを踊っていました。




ダンス教室の生徒かと思うくらいにみんな上手。衣装も決めて、かなり気合いが入っています。


マリナ達のクラスはまだ1年生なので,見学のみ。最前列で国旗を振って応援していました。





ダンスをする子供達は,とても美しく、みんなが一つになって一生懸命踊る姿には感動させられました。小さい頃,私達のクラスは日本人ばかりでした。そんな環境でずっと育っていきなりパリに行き、あまりに多くの国の文化の違いに驚き,感動して、こうして今アメリカで子育をしています。子供達の友達も世界地図が広げられるくらいに様々なバックグラウンドを持つ子供達ばかりです。
世界でまだ未だに戦争が繰り広げられ、国同士が戦っています。日本も在日韓国人との問題など色々あると聞きました。話す言葉、体の色、文化が違ってもみんな人間として生まれてきて、地球で共存するために戦うよりも他にするべき事はあるはずです。
この愛すべし地球をより美しく,より心地よくするために世界の子供達、大人達が協力し合って笑顔で守り合っていきたいと感じた日でした。