2009年1月20日火曜日

シャボン玉




 先週の日曜日に、以前ベルリンで買ってきた巨大シャボン玉を公園で作りました。前日から仕込んだ(?)シャボン玉の液と、手作りのバンブースティックで信じられない程大きなシャボン玉が出来ます。これ、実は子供の集中力を高めるのに結構役立つんです。うちの子はせっかちで何でも「早く、おおざっぱ」にしがちですが、このシャボン玉はゆっくりと集中しないと壊れてしまいます。ゆっくりと液につけて、風の向きを確かめながらゆっくりと持ち上げます。そうすると今まで見た事もないような大きな大きなシャボン玉が風に吹かれてゆっくりと飛んでいきます。通りかかった人達も足を止めて、見入っていました。公園に浮かぶシャボン玉は虹色に輝いて遠くまで飛んでいきました。次回はもっと多くの子供達にも作らせてあげよう。
 そして、寒い体を温めるために暖かい紅茶と最近凝っているガレットで午後のtea timeを楽しみました。今回のガレットは星マーク。フェーブが当たったのは私でした。

2009年1月12日月曜日

今日のおやつ



 今日のおやつは昨日のGaletteの残りのパイ生地でリンゴのキャラメルタルトです。中身はあえてリンゴのみにして、黒砂糖風味のクリームを添えました。 これは焼きそばを作る傍らできてしまった速攻デザートです。 レシピはここの書くのも恥ずかしいくらい簡単です。バター30gと黒砂糖大さじ2とシナモン小さじ1/2をフライパンで熱して、そこに切ったリンゴを入れ、キャラメル色になるまでいためます。そして冷めたら、伸ばしておいたパイ生地で包んで180度のオーブン下段で約30分焼きます。もっと濃厚なお味がお好みの方はガレット風にアーモンドペーストを入れても美味しいですよ。カロリーが気になりますけどね。昨日ガレットをたっぷり食べたので、今日はシンプルなお菓子にしました。 今まだマリナがお昼寝中なので、起きたら一緒に食べよう。焼く前からつまみ食いして楽しみにしていたから。

ちなみにリンゴを焼いたあとにフライパンに残ったキャラメル風味のバターはもう一度熱して、小さくきったバゲットを入れてかりかりになるまで焼きます。速攻かりんとうの出来上がり。

子供のお絵描き



 どの子もそうだと思うけど、子供の成長って親が毎日見ていても驚く程早い。平日は幼稚園に通っていて、昼間会わなくなる分だけ見過ごす事も多いと思うのですが、いきなり知らない歌を歌いだしたり、お遊戯をしたり。うちは特に学校はフランス語、家では英語という過酷な環境にあるので、学校で習った事は全てフランス語。ついこの間までフランス語がわからなくて、みんなについていけなくてしょんぼりしていたのに、今ではボーイフレンドまでできて、とても楽しそうに通っています。去年まではお絵描きも本当に下手でクラスでプリントされるお絵描き集にはうちの子だけかなり「アブストラクト」で、普段お絵描きを一緒にしない自分を反省しましたが、今では自信満々に毎日5枚くらい描いてくれます。これはつい最近主人を描いたものと、イタリアをテーマにした貼り絵です。どちらもnadiaの自信作。 また新しい絵の具セット買ってあげよう。

2009年1月11日日曜日

ガレット デ ロワ



 お正月を過ぎたらパン屋、お菓子屋に必ず並ぶケーキがGalette des roi(ガレットデロワ)とよばれるアーモンドペーストを入れたパイ生地のお菓子。今では日本でもすっかり有名になりました。この時期にしかないのと、中に入れたフェーブとよばれる小さな陶器の人形が当たるとその年は幸運に恵まれる、という言い伝えで、どの家庭でもこの時期は2、3回は食べるイベント的お菓子です。シンプルだけど、バターたっぷりのアーモンド生地が美味しくて、みんな大好です。学校の給食にも登場します。こんなにシンプルなのにイベントが絡むためかお値段は結構します。手の込んだアップルタルトや、チョコレートケーキよりも遥かに高い。味の当たり外れもあるので、私はほとんど手作りします。今年は中にリンゴも入れました。パイ生地は面倒くさいので冷凍のものを買ってきて、中のアーモンドペースとだけ作ります。でもこれだけでも手作りはやっぱり美味しい。オーブンの中でふわっと膨らむパイ生地を見ながら、家中が幸せの香りに包まれます。今年はnadiaにフェーブが当たりました。王冠をかぶってハイポーズ。嬉しくて、今夜は枕元にフェーブを置いて眠りにつきました。

2009年1月9日金曜日

RAKU山田屋


 パリでお菓子の勉強をした親友が広島に住んでいます。広島でずっとlea fraise(レ フレーズ)というお菓子教室を開いたりウェディングケーキを作っているのですが、その彼女が開発したとてもおいしいケーキがあります。紅葉まんじゅうで有名な山田屋のRAKU山田屋と言うラインで和の材料を使ってフランスのお菓子を美味しくアレンジしています。これが、さすがその友人がレシピを提案しただけあって驚く程美味しく、おしゃれな仕上がりなのです。開発の段階で試食させてもらったのですが、どれも本当に素晴らしい出来で、贈り物にも最適です。こんなに美味しいお菓子が地元にあるなんてすごくうれしい驚きでした。元々彼女のケーキの大ファンである私は帰省するたびに彼女にケーキを作ってもらいます。洗練されているのに優しい味で「幸せをくれるケーキ」とはまさしくこういうことを言うのだなあと毎回感動します。
彼女のまじめで暖かい性格がケーキにそのまま反映されているのです。

今年始めに彼女から嬉しいプレゼントが届きました。RAKU山田屋の「秀でる山」という粒あんのクグロフです。これは中でも私の一番のお気に入りで、皆様にも是非お勧めします。
一口食べたあとに「あ、写真撮り忘れた」と急いで撮ったので、ちょっと欠けていますが、このような美しいケーキです。箱もエルメス調の綺麗なオレンジで、本当に最高のプレゼントでした。順ちゃんありがとう。

www.raku-yamadaya.jp
web上でも商品の販売をしているみたいです。広島に住んでいない方はこちらからどうぞ。
本当にオススメです。

2009年1月5日月曜日

ASTIER


 近日、大好きな食器のブランドASTIER de VILLATTEの小物入れを買いました。本当は小さな花瓶を探していたのですが、適当な大きさが見つからず、思いもしなかったこの入れ物を購入しました。
ASTIERのお皿は大好きでコレクションが既に20枚以上になりました。セールでまとめ買いしたり、主人や友人からプレゼントとしてもらったり。お値段もそこそこするし、薄いのでちょっと使うのに緊張しますが、いいお皿はそれだけで素敵な存在感をテーブル全体に与えてくれますものね。シンプルなメニューでもこのお皿のおかげで華やかに変身します。

実は以前うちに泊まっていた友人がハワイに帰国する際、毎日ご飯を作っていた私に100ユーロの商品券をプレゼントしてくれたんです。 うちで使っているここの食器に一目惚れした彼は翌日早速お店に走り、自分用に何枚か購入したみたいです。その際に私にもそっと商品券をプレゼントしてくれました。フランス語でBon d'achatと言うのですが、たいていのお店にはこのシステムがあり、封筒に商品券を入れてくれるところ、ASTIERの様にペラペラの紙で渡してくれるところ、と様々ですが無くしてももそのお店のリストに残っているので、安心です。私もぺらぺらの紙をいくら探してもないので焦っていたら、お店のスタッフが優しく「ここの明記してあるから大丈夫よ」と言ってくれました。

新しい仲間は小物入れというよりはオリーブやチョコレートをゲストにサービングする容器になりそうです。
でも子供達には触られたくないから今のところまだ戸棚の奥に閉まったままですけど。