2011年1月23日日曜日

Truffle dinner

 先週の金曜日の夜。近所に住む友人達がうちに集まってTruffle dinnerを開きました。Martin Margielaに務めるDuglasがオイル漬けになった黒トリュフを持ってきてくれて、ピザを作ってくれました。以前ピザ屋で働いていた経験がある彼のお手前は大したもの。市販のピザ生地をこねて、寝かせて、広げて、飛ばして、とてもおいしいぱりっとしたピザが完成しました。
 焼きたてのピザの上にはtruffleのスライスがたっぷり。とてもいい香りです。前回パリでは白トリュフのパスタを頂きました。旬のトリュフはとても濃厚で、クラクラするくらいでした。

この日はピザ、パスタのトリュフメニューが続き、ダイエットの話をしながら黙々と口は動きます。ああ、美味しい。炭水化物ばかり、でも美味しい。箸休めにサラダも数品作って、気休めにそれも一緒に頂きます。世の中美味しいものだらけで本当、幸せ。

 デザートは日本で母が作ってくれたクリームチーズケーキのレモン風味を再現しました。お庭でとれたレモンをたっぷり使って。食べて、飲んで、おしゃべりして、この日の晩餐は深夜1時まで続いたのでした。次はSpanish Night. さて、どんなメニューが出て来るのでしょうか? バルセロナでも美味しいものたくさん食べたなあ。
今からとても楽しみです。

2011年1月17日月曜日

China town

 仲のいい建築家のMark LeeにChina townの飲茶ランチに連れてきてもらいました。
Parisでも中華やベトナムは好きでよく行っていたけど、L.A.に来てからはまだ中華は未体験。
以前NYで食べた飲茶がおいしくて、アメリカは飲茶がおいしい、という印象をずっと持っていました。彼は香港出身で、美味しいものが大好き。いつも会うと美味しいものをつつきながら会話に花が咲きます。今日は子供達も一緒だったので早くて美味しいEMPRESS PAVILIONを彼が選んで予約してくれました。
席に着くなりいきなりキッチンから運ばれてくる飲茶の数々。湯気を立てながらせいろに入ってどれもこれも美味しそう。慣れたMarkが広東語でたくさん選んでくれました。エビシュウマイ、ニラ餃子、ローストダック、大根餅、ちまき、大根の煮物、冬瓜の中に魚介類が入った煮物,etc...それは食べきれない程の量でしたがどれもすごく美味しかった。
とろん、ねっとり系が好きな私はエビの入ったベトナム風の米粉の蒸し物がすごく気に入りました。なんて言う名前なんだろう、そんな事も考えず黙々と食べる事に必死。
 今日はその後用事があって急いでいたのでデザートはパスしてしまったけれど、豆腐にシロプをかけた香港で食べたデザートもあって、それがMarkのお勧めだとか。次回は是非デザートも挑戦したい。

この後に立ち寄ったbakeryではエッグタルトや、チーズ蒸しパンのような菓子パンをデザートに持たせてくれました。これも甘さ控えめでとても美味しかった。まさかChina townで甘さ控えめのデザートに出会えるとは。

恐るべしL.A.

ここは中華も美味しい街なのです。食のレベルはParisより断然L.A.の方が上だと思います。食べるものみんな美味しいんだもの。この付近にあった天井の高いベトナムcafeにも次は行ってみたいなあ。。。ここに住んでいると胃袋がいくつあっても足りません。ジム通いも頑張らなくては。

EMPRESS PAVILION
988 N.Hill Street, Suit 201, Los Angeles,CA,90012
(213) 617-9898

とても混んでいるので予約をお勧めします。

2011年1月12日水曜日

日本のお正月

 3年ぶりに日本に帰国しました。おまけにお正月はNadiaが6ヶ月の時に行ったきりだったから6年ぶり。今回は老衰で弱くなってしまったおばあちゃんのお見舞いが目的で介護に忙しい母のことも考えて子供達はロスに主人と残り、一人での単身帰国となりました。

3年ぶりに会うおばあちゃんはすっかり弱ってしまい、話す事も難しくなっていました。だけど私を見るとすぐに分かってくれて「よく帰って来たね」と涙を流して喜んでくれました。介護センターのスタッフの皆様の暖かい笑顔と母の強く明るい性格に支えられておばあちゃんも頑張っていました。介護は育児と違って明るい未来の見えない長い忍耐と努力が続きます。介護される方もする方も精神的にも体力的にも本当にしんどい、大変な日々です。だけど暗くならず明るく少しでも元気に、そして楽しく患者さんを励ましてあげようとするスタッフの方々、母の姿に心打たれました。ずっと心配かけてそして面倒みてもらった親。その親が老いた時に責任を持って介護出来る大人になりたいと思いました。人生最後の期間を愛でいっぱいにしてあげたいと強く思いました。子供を持って初めてどれだけ自分の親が自分を愛し、時間を費やしてくれたか。それは大きくなった今も変わりません。感謝と愛情を持って老後を安心して送る事の出来る用にそばにいてあげたいなと思いました。今は特にこんなに離れているから。。。
 今回は嬉しいnewsもありました。妹が婚約者を連れて広島に帰ってきてくれたのです。東京で既に一緒に住んでいる二人はみているだけでも微笑ましく、幸せそうでした。想像以上に素敵な男性でこんなに素敵な人が義理の弟になるなんてすごーく嬉しい。私より遥かに年下なのでもう既に気分は「おねえちゃん」です。センスもすごくいいのでいつか一緒にものを作っていきたいなあと「おねえ」は密かに企んでいるのです。お正月明けには3人で宮島に行きました。
 この日は晴天で、水に浮かぶ厳島神社が神々しく美しかったのです。こういう美は日本独特。お正月の新たな気持ちでこの場所に行けた事をとても幸せに思います。焼き牡蠣をほおばったり、揚げもみじまんじゅうを食べたり、知人がセンスよく素敵に改装したホテルでお土産を買ったり。すごく楽しい時間でした。そのお土産を入れた紙袋を鹿に食べられるというハプニングも。宮島の鹿侮れず。鹿を眺めていると突然こっちにやってきて私の紙袋めがけて突進。パクっと噛まれてしまいました。横で妹は大笑い。
 お昼に食べた穴子飯。割烹ふじたやさんの絶品穴子飯です。牡蠣のお吸い物も美味しくて、もう大満足。今回の広島の10日間は家族や友達と楽しい時間を過ごして、おまけに冬の味覚も堪能して、そしてANAではアップグレードされて往復ビジネスクラスというおまけつきのSuperお正月でした。この勢いで2011年楽しく頑張ります!

また今年もよろしくお願いいたします。

クリスマス料理、結果


 仲のいい友人を招待してクリスマスdinnerを開きました。今回のメニューはアヒルの丸焼きにショートケーキ。初めてのアヒルの丸焼き、どうなる事やらと思ったけどなかなか上手に焼けました。
 中にはリンゴとレーズンのブランデー和えをたっぷり詰めて。グレイビーソースはマルサラ酒を加えて。
 イチゴとブルーベリーのシンプルショートケーキ。お庭に生えているミントを飾って。
 付け合わせにはグリルしたビーツとアボガドのサラダ。食器は全て真っ白なAstier de Villatteで揃えました。
子供達用のテーブルも用意して。やっぱりケーキが一番好評でした。美味しかったね。