2008年8月30日土曜日

St-Sebastien





ここはブルターニュに近いせいか、お天気が不安定。昨日まで晴天だったのに夜いきなり嵐が来て翌朝にも曇り空なんてことがしばしば。せっかくのバカンスなのにお天気が悪くてはビーチにも行く気がしない。そこでこの日はスペインまで車を走らせることにしました。ビアリッツから約1時間高速を走るとそこはもうスペイン。国境をすぎると全てがいきなりスペイン語でチンプンカンプンですが、英語とフランス語を駆使して何とか目的地にたどり着けました。ここSt-Sebastien(サンセバスチャン)は湾曲したビーチのあるリゾート地。ヨットやボートが舟場に停めてあり、ビーチの目の前の小さな丘のてっぺんにはキリストの像。ああ、なんかスペインっぽいなーと一人で感動して、まずはおいしいタパスのランチを求めて人の多いバーに入りました。フランスでもそうだけど人であふれている、特に現地っぽい人達(これは服装やスタッフとの間柄から判断)でいっぱいのレストランは間違いなくおいしい。私達が入ったバーも所狭しと人であふれていましたが、奥にテーブルを運良くゲットし、まずはカウンターに並んでいるおいしそうな魚介のタパスを一通り味見。それから隣の席の人が食べていたおいしそうなタラのガーリック風味を追加オーダー。もちろんサングリアとスパニッシュオムレツも忘れずにね。お腹いっぱいになったところでTaxiで丘の上まで行き、「花やしき」のような遊園地で遊んで、長ーい散歩道を歩いてまたビーチまで戻りました。その頃にはもう夕方。曇り空だった空から太陽が覗き、その光の美しいことといったら。くたくたになるまで遊んだあとはまたお食事。その日はたまたま音楽のお祭りで街の中心はすごい人。メイン広場に大きな舞台が登場し、そこでバスク地方のダンスや音楽が催されていました。それにしてもスペイン人ってとっても陽気。次のバカンスはスペインでもいいね、と夫と話しながらサングリアとタパスをつまむのでした。

Vacances





今年のバカンスはフランス南部のBiarritz(ビアリッツ)という海の街に行ってきました。ここはBayonne(バイヨンヌ)と言う生ハムとBrebis(ブレビ)というマイルドなシェーブルチーズが有名で、そのうえ海が近いおかげで魚介類もとってもおいしい地方です。パリから車で約8時間。子供がまだ小さいのでBordeaux(ボルドー)地方で一泊して、二日かけてやっと着きました。
さすがフランスのバカンス、覚悟していただけあってどこに行っても人、人、車。海岸沿いや街の中はいつも渋滞。これではよっぽどパリの方が静かでいいなと一時テンションが下がったものの、やはりビーチにたどり着くと高い波に乗るサーファーや、キラキラ光る海と砂にバカンス気分が盛り上がってきました。ここはMonaco(モナコ)やSt-Tropez(サントロペ)程ではないにしてもHermesを中心にシックなブティックが建ち並ぶおしゃれリゾート。毎年行っているマウイ島と比べてなんとおしゃれな人の多いこと。「洗濯機でがんがん洗える、コットン素材の乾きやすいもの」を基準に服を選んだ私がバカでした。やはりアメリカとはおしゃれのレベルが違う。LAのビーチにだってこんなにおしゃれな人達はいない!次は絶対にもっといい服を持って来ようと決心しました。子供達はそんな私の心配(?)をよそに、ビーチで思いっきり楽しんでいます。友達の犬と戯れたり、サーフボードの乗っかったり。
そんな子供達をまぶしく見つめながらBiarittzでの一日目は過ぎていきました。

2008年8月6日水曜日

まずは家族紹介


これがうちの家族です。ダンスをしているのが長女のNadia.4歳。自分をプリンセスだと思い込んでいる少女。食いしん坊のMarinaは2歳。納豆が大好きで,何でも食べてくれる私のかわいこちゃん。怒ると怖いのでいつも気を使っています。そして頼りになるパートなのPeter。本の写真も担当してくれました。頭が上がりません,と言いつつも鬼嫁が私の中から顔を出すのですが。最後に私。これはCHAUMETの本の表紙に選ばれたもの。なんとこのネックレス13億円くらいするんです。10人くらいのセキュリティーに見張られながらの撮影でした。









introduction

こんにちは。
2年間の留学のつもりが、パリの風の心地よさに心奪われ、12年もここにすんでいます。
そしてこの度,そんな私の10年間をぎゅっとつめた本「きれいをくれるパリの街」がGAP出版から発売されました。
このブログでは本では紹介出来なかった事,家族の事、大好きなお料理の事、Fashionの事、言ってみれば気になる事全てを紹介していくつもりです。
今までブログは遠慮していたのですが、本を作ってから,文章を書く面白さに目覚めてしまいました。かなりプライベートな内容になるとは思いますが、これからよろしくお願いします。