2010年6月9日水曜日

Berlin 2 (食事編)

 毎回ベルリンに来ると必ず訪れる私が最も気に入っているベトナム料理のお店です。
CHI SINGと言って、インテリアも素敵だし、何と言っても料理がびっくりするくらいおいしい。アジア料理でおいしいところはパリにもあるけれど、これほどのクオリティーとハイセンスなお料理を出すお店はありません。断言します。毎日通いたくなるくらい美味しいのです。ここのお料理を食べるだけでもベルリンに行く価値があると思うくらいのお店です。
 二日目の夜は朝マルシェで買った野菜を使って私がお料理しました。もちろんベジタリアン料理。キノアのサラダ、フェンネルのレモンサラダ、なぜかアスパラガスとお豆腐のお味噌風味の炒め物(笑)、アスパラガス、ラディッシュの塩バター添え。アスパラガスを生で食べたのは初めてだったけど、ウドを思い出すような歯ごたえでハマってしまいました。美味しいドイツワインを飲みながら、友人と3人で思う存分Dinnerを堪能しました。野菜ばかりだからたくさん食べてもお腹に優しいのです。
 この大きなApple Strudelはベルリンでも珍しいケーキです。バターを使っていないのでこんなに大きくてもぺろり、胃にももたれません。甘過ぎないこのケーキに添えられたフレッシュクリームが何とも絶妙。パリのロマンティクなケーキよりも私はこっちの方が好きです。この日はランチをスキップしてこのケーキを思う存分頂きました。おいしかった〜
 このいかにもドイツな一品は最後の日のランチ。シックな内装のレストランでなんと5ユーロ。信じられない安さ。これまであまりドイツらしい食事をしなかったので、最後にして巡り会えたドイツ料理でした。ジューシーなソーセージと酸っぱすぎないサワークラフトがベルリンの旅を締めくくるのに最も適したお料理でした。

たくさん食べて、おしゃべりして、たーくさん歩いた4日間でした。スーツケースはフリマで買ったアンティークの食器で重くなり、その上長年探し続けていたうちで使っているArne Jacobsenの椅子を2脚お店で見つけて飛行機で持ち帰りました。以前はローチェアを2脚持ち帰りました。毎回すごい荷物でベルリンをあとにするのです。

その間子供達は主人とパリでお留守番。タクシーがうちに着いたとたんベランダから「ママー」と叫ぶ声がします。今か今かと待っていてくれました。きっと主人にタクシーの中から電話した時「ママはもうすぐ帰ってくるよ」と伝えてくれたのでしょうね。お土産も買えなかったので怒るかなーとドキドキしてうちに戻ったら「ママが帰って来てくれた方がプレゼントよりも嬉しい!」と何とも可愛いことを言ってくれたのです。よし、これで今度からプレゼント探しのプレッシャーに追われずにまた一人旅が出来るぞ!

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