2009年6月30日火曜日

Apolline a Paris

  Apolline a Parisの作品に出会ったのは,あるフランスのKids fashionを紹介するfree paperがきっかけです。小さな記事に何かすごく引力を感じて、すぐにサイトでチェックして,会いに行きました。実はうちから徒歩5分の場所にすんでいて,ご近所さんでした。

クリエイターは私と同じくらいの歳の,同じく,二人の女の子のお母さん。パリで出会うクリエイター達は子供の出産を機にこの仕事を始めました,という人が多くていつも驚かされます。出産を機に引退して,家に引きこまらざるを得ない日本のシステムとは正反対ですね。自分の中から新しい生命が産まれる事で,何か自分の中に眠っていた才能や、本能がムキムキと出てくるのかもしれません。

さて,彼女の作り出す世界は詩的でファンタジーあふれる物語のよう。私が訪れた日もせっせとアシスタントさんと手作りしていました。一つ一つ表情が違って,どれも個性的でほんとうにかわいい。ぬいぐるみから,モービル、小さな手のひらに乗ってしまう動物モチーフのお人形。出産のお祝いとしてプレゼントしたいものがたくさん。

もちろん彼女の作品も私のお店で取り扱う予定です。ああ,楽しみ。

彼女のサイトもびっくりする程素敵なので,是非覗いてみて下さい。もちろん作品のオーダーも出来ますよ。Apolline a Paris

 くるくる回るモービル。中のお人形は選べます。
 魔法使いのネズミおばさん。絵本の世界に引き込まれそう。
 手のひらサイズのお人形達。後ろに金具を付けてブローチとしてもおすすめです。
 いつか子供部屋に欲しいランプ。ランプの色も彼女自信が塗ります。好きな色をオーダーできますよ。明かりを付けるとお部屋全体に優しい光があふれます。

2 件のコメント:

紫陽花 さんのコメント...

エミコさんこんばんは。ロスで子供服のお店をされるんですね!びっくりしました。この記事のアーティストの方にも惹かれてすぐ会いに行ったとの事、思ったら即行動!!なのですね!子供を持つようになって制作意欲が沸いてくるってなるほどなーって思います。それをサポートしてくれる社会がパリにはある事もとても素晴らしいなと思います。”きれいをくれるパリの街”を読んでいても感じたのですが、母でもあるけど、女でもあり、自分自身がちゃんとあるっていう事、とても大事だなって気ずかされました。子育てどっぷりの生活で、自分の事や創作意欲も心の中のどこかにそっと蓋をしていたように感じます。emikoさんが発信してくれる、さまざまな素敵な事に今とても刺激を受けていて、私もそろそろ何かはじめなくちゃ!ってビタミンいっぱいもらっています。Apolline a Parisのホームページ拝見しました。絵本の中に飛び込んだようで、胸がきゅんとなる作品ですね。このランプ私も娘の部屋にほしいなあ。。。

Emiko Hanawa さんのコメント...

 紫陽花さん。こんばんわ。パリは今猛暑ですよー。あまりに暑いので今日は湖に泳ぎに行ってきました。ふう。

ロス、そうなんです。パリとロスってあまりに文化も人もかけ離れているけど、だからこそ楽しいし、これまで培ったパリの文化をロスに、特に子供達に届けられたらなーと思っています。まあ引っ越しをしても半期に一度は必ずパリに買い付けで戻ってくるので、そう思うとあまり寂しくなくなりました。最初はかなり寂しかったんですよ。大好きなこの街から離れるのが。まあ、主な理由は主人の仕事なんですけど、青い空と太陽の元、パリでは不可能な庭付き一軒家もロスでは可能だし、子供達のとっても結構理想的な環境ですから。ロスの後はマウイかな? これは老後にとっておきましょう。

紫陽花さんが、私の事そんな風に感じて下さってとても嬉しいです。私だけで消化するにはもったいない作品、景色、アートなどこの世の中にはたくさんあります。もちろん人もそう。より多くの人とこの感動を共有出来たらな、と思っています。

このブログは何かとうちの子供の事に話題が偏りがちなのですが、これからはもっとここで感じた事、興味のある事、紹介したい事を書いていこうと思っています。一緒に共有していきましょうね。